ピーリング効果で目指せ透肌

にきびは男性女性共通する悩みですが、女性に比べて男性のにきびのほうがにきび跡がひどく残ることが多いようです。

その理由は、男性ホルモンが脂腺を活性化させるということ、そして生活習慣などが原因で皮膚の衛生が保たれていないということが挙げられます。

男性が化粧をすることはまずないわけですが、その分肌のケアを丹念にはしないものです。それがにきびになった場合、放っておくということにつながるのでしょう。しかし、しっかりと直せば男性のにきび跡もきれいに取り除くことは可能なのです。

にきびケアにはいくつかの治療法があります。

まず、ケミカルピーリングというピーリング法がありますが、これはグリコール酸という酸を使って角質をはがしていき、男性ホルモンのために硬くなって詰まってしまった毛穴をきれいにしていきます。また、酸による殺菌効果でにきびのもととなる菌を除去します。

そして、光治療です。これは、肌の質を改善してくれ、熱によりにきびのもととなる菌を殺す効果をもっています。

トレチノインというにきび治療法もあります。これは、ピーリング作用と脂腺萎縮作用の二つを組み合わせた治療法です。これらの治療を組み合わせることによって、ほかの治療では効果があまりでなかった重症のにきびの治療が可能になりました。

これらの治療でにきびは改善されますが、そもそもの原因である食生活を正しいものに変えることがとても大切です。それをしない限り、またにきびはできてしまいます。

正しい食生活のポイントは、肉類や揚げ物、スナック菓子、糖類もなるべく控えることです。逆に必要なものは、豆類や赤みなどに含まれるビタミンＢ類です。

また喫煙や飲酒も過剰なことは避けたいものです。完全にやめることはできなくても適度に抑えるようにしたいものです。